もっといい人がいるかも

「もっといい人がいるかも」と思う危険性

婚活や恋活で活動を始めると、それまでの生活に比べ出会いの数は増えます。
出会いが増えるにしたがって、誰しも陥りやすいのが「もっといい人がいるのではないか」という思いです。
これは、婚活が長期化してしまっている人の特徴でもあります。
婚活で出会う異性が増えるほど、この思考への傾向は強いようです。

根拠のない幻想を抱いているから

自分にはもっと理想の人がいるのではないだろうか?
あるいは、理想の人にまだ出会えてないのではないだろうか?
などと思い、実際に異性に出会っても、交際に踏み切れない人は多いようです。

そもそも、このように考えてしまう根拠はどこにあるのでしょうか?
実際には、明確な理由も不鮮明なまま、そう思い込んでしまっているケースも多いのではないでしょうか?
「もっといい人」と出会えるかどうかは、自分の理想像をより明確化し、
現実的に出会える確立を算出する必要があります。

年収や年齢など、数値が明確なものが要素であれば、より確率は正確に算出できるでしょう。
しかし、各個人の理想となると千差万別、数値化できないものばかりです。
確率を出すのが困難であればあるほど、理想を「もっといい人」と簡単に置き換えるのは安易過ぎます。

人間、自分自身のことを理解することは難しいものです。
突き詰めていくと、理想といっても、自分自身も完全には把握しきれていないかもしれません。
そうした、具体性に乏しい理想のもと、「もっといい人」と抱いているわけです。
こうなってしまうと、幻想といえるかもしれません。

消費者(ユーザー)の視点に立ちすぎているから

婚活に過度な期待感を抱いてしまうことも、「もっといい人」と思いがちな要因です。
日に日に増える婚活・恋活サービスツールに慣れてしまうのも問題です。
慣れてしまうと、無意識のうちに消費者(ユーザー)的目線になりすぎる可能性があります。
簡単にいえば、供給される側にまわってしまうということです。

一般的な商品やサービスはそれでいいのです。
例えば、スマホや家電などは次々に新製品が開発されます。
自分の欲しい商品があれば、どの店舗が安いか調べて購入することも可能です。
新商品が欲しければ、発売日を待って購入することも可能です。

しかし、婚活サービスには他とは違う特殊性があります。
それは、消費者(ユーザー)でありながら、実は供給者(メーカー)でもあるということ。
婚活の場合、自分で選ぶだけでなく、自分が選ばれなくては成立しないということです。
この選ぶ、選ばれるの関係が成立しなくては、婚活の成功はありえません。

もしも、「もっといい人がいるかも」という思いが強い場合、
消費者(ユーザー)側に立ちすぎている可能性が高いといえます。
とすると、受身になっているということです。
婚活は、スーパーやネットショッピングで何でも揃うというわけではありません。
時に、メーカー(供給者)として自分を売り込みに行かなくてはいけないのです。

決断を先送りにしているだけかも

婚活パーティーや婚活サイトなどで知り合った人とコンタクトをとっているものの、
「もっといい人がいるのでは」という思いが拭いきれないというのは、相手にも失礼です。
決断を先送りにしているだけです。悪循環の入り口です。
・出会う→決めきれなく断る→相手に求めるハードルが上がる→出会う→決めきれない
この繰り返しです。

時間ばかり経過するうちに、焦りと疲れで自分をさらに見失うことにもなりかねません。
その結果、その時間を取り戻そうと、相手に求めるハードルばかり上がり、自分自身不自由になります。
そうなると、完全に満足することは難しくなります。

婚活・恋活は相手があって成り立つものです。
お互いの決断が一致することではじめて成就します。
「もっといい人がいるのでは」と思い迷うのは、自分の決断力のなさの言い訳です。

まとめ

婚活時において、「もっといい人がいるのでは」というのは、残念ながら幻想の域を越えません。
そう思う時点で、目の前の事を直視していない表れです。
もし、現時点でコンタクトを取っている相手がいる場合はなおさらです。
一度立ち止まって視点を変えない限り、婚活はより長期化します。

相手と真剣に向き合った結果、成就しなかった場合、それは次に繋がります。
ただ、「もっといい人がいるのでは」とか「何となく違う」を繰り返すだけなのはただの時間の浪費です。
こう考えると、婚活でお断りばかりされるというのは先があります。
問題点を見出し、改善していけばいいのですから。
お断りばかりしている人、婚活で実はこういう人が問題なのです。

最後にこんなデータを紹介します。
2014年、大手婚活アプリの開発会社が独身男女3,361人に実施したアンケートで、
「過去交際した人と復縁したいと思うことがあるか?」との問いに、
男性・・・67.8%
女性・・・58.7%が「ある」と回答しています。
このことから、男女共半数以上は過去の恋愛を回想してしまっている。
誰しも迷うわけです。
だからこそ、決断できる人ほど、婚活の成功率も上がるのかもしれません。