ありのままの婚活

ありのままの婚活とは?

今年は映画「アナと雪の女王」が大ヒットしました。
その主題歌「let it go」も大ヒットし、ありのままのという言葉がクローズアップされました。
婚活でも「ありのまま」の自分でいいのではという風潮もあります。
実際にありのままの婚活はどうなのか考えてみます。

ありのままでいいかは現時点の成果で判断する

ありのままの私、ありのままの自分でこれからもいいのかは現時点の成果で判断しましょう。
婚活歴が既にある方で、結婚に至った場合、
それはありのままを受け止めてくれる相手が見つかったということです。
現時点ではありのままの自分でOKだということです。

反対に成果がでていない場合、全てを認めてくれる相手が見つかっていないということです。
運が悪い、いい人がいないという理由付けだけでは何も変わりません。
それは自分にも何かしらの原因があるということ。
足らない何かを努力することで埋めていかなくてはいけません。
ありのままの私だけではどうにもならないということです。

ありのままの行き過ぎに注意

婚活とは自己完結ではなく、相手があって初めて成立するものです。
将来的に良好な関係性を築ける相手を探す行為です。
自分本位ではどうにもなりません。
つまり、相手を尊重したり、時には合わせることも必要なのかもしれません。

アナ雪の影響からでしょうか、ありのままの私を愛してほしいという人が最近増えてきた気がします。
さすがにこれはいかがなものでしょうか?
ありのままの私を愛してほしい、認めてほしいというのは、
見方によっては、相手に合わせることはしませんよとも受け取れます。

このように、ありのままは度が過ぎると自己顕示欲や自己愛ばかり先行し、相手不在の主張になりがちです。
本来、ありのままの私とは自分の長所短所全て自分自身で受け止め、
受け入れることによって自分らしく生きるということなのかもしれません。
この自己容認の過程を飛ばし、相手にばかり求めてしまうのが、
ありのままの私を愛してほしいというのが最近よく見られる主張です。

ありのままは段階的に

ありのままを完全否定しているわけではありません。
いきなり自分全開ではなく、段階的な自己開示が必要です。
婚活・恋活で出会う人は初対面の関係性です。
お互いを知る過程で、自己主張ばかりでは友好的な人間関係は構築できません。

お互いの距離感が縮まるにつれ、ありのままの自分を少しずつ出していっても遅くはありません。
状況に応じてありのままの自分を出すことで、意外性や新たな魅力として相手に伝わるかもしれません。
段階的に自分を出すことの効果として、必要以上飾らない、
あるいは必要以上に自分を大きく見せようとしないことにつながります。

婚活・恋活はありのままのふたりになるということ

相手のある婚活・恋活において、ありのままの私だけでは通用しないケースは多々あります。
例えば、話ベタの人がありのままの私を通すだけでは、
タダの無口な人という印象しか相手に与えないかもしれません。
少なくても表現力や話術を得ないといけないわけで、ありのままだと何も状況は変わりません。

状況を変えるためには、目標に対して努力が必要になります。
努力なくして、認めてほしいというのは虫のいい話なのかもしれません。
ありのままでいるということは、時に自分の欠点を放置することでもあるのです。
自分の思いだけではどうにもならない婚活・恋活で、「ありのままの私」だけでは可能性は低いでしょう。

それは、相手のことを思いやれば、ありのままだけではいられないということです。
相手を尊重すれば、意見を曲げたり自分が歩み寄るといった気遣いもするでしょう。
相手が自分の欠点に我慢していると理解できれば、自分も相手の欠点に我慢もできるはずです。

婚活・恋活ではお互いの関係性をより深め、「ありのままのふたり」になることが重要です。
IではなくWEとなって初めて成り立つものです。
ありのままとは相手と親密な信頼関係が構築できた時に出せばいいということになります。
したがって、まだ出会ってもいない時や、出会ったばかりにの段階で、
「ありのままの私を愛して欲しい」と求めるのは傲慢以外の何者でもないのです。