共働き

婚活男女の「共働き」への意識はどうなっているのか?

現在、共働き世帯数・割合共に増加傾向にあります。
その背景には様々な要因が考えられますが、女性の社会進出も大きな要因でしょう。
男性は外で働き、女性は家庭を守るという旧来の考えではこれからの時代には適さないのかもしれません。
婚活においても、変化しつつある結婚後の考えを理解しておく必要がありそうです。

婚活中男女の「共働き」希望

2012年総務省が実施した「労働力調査」によると、現在の共働き世帯の割合は約59%です。
この調査だけでなく、他の調査でも数・割合共に増加している結果がでています。
これらのことからも、日本の共働き家庭の割合は増加傾向であることがわかります。

婚活中の男女の希望はどうなでしょうか?
2014年5月、大手インターネット婚活サービス会社が20代~30代の独身会員2823人にアンケートを実施しました。
「結婚後は共働きを希望しますか?」との問いに、「はい」と答えた人は、
男性→79.7%、女性77.3%の高い割合になっています。

2013年10月、NHKが3070人に実施した「日本人の意識調査」によると、
「結婚して子供が生まれても、できるだけ職業をもち続けていたほうがよい」と答えた人は過半数以上の56%に達しました。

これらの調査結果から、男女とも「共働き」への意識が高いことがわかります。
実際に共働き家庭の割合が増えていることにも一致します。
旧来の、女性は結婚したら家庭に入るという考えは少数派の価値観になりつつあるのかもしれません。

矛盾した個人の意識

結婚しても共働きの意識が男女ともに増えているものの、晩婚化・未婚化の流れは止まりません。
「夫は働き、妻は専業主婦」という考えが、今だに根強く日本の社会システムに存在するからでしょう。
女性の社会進出は以前に比べれば進んだかもしれませんが、まだまだ平等とはいえません。
女性が就業しやすい社会のシステム作りが、晩婚化・未婚化対策の近道になるでしょう。

就業への不安が払拭されない限り、悪循環が続きます。
就業不安を抱えた未婚女性は、男性の収入に頼ることになりがちです。
しかし、男性側も安定性に欠く今の収入に不安を抱いています。
その結果、男性側は女性側の期待に応える自信がなくなり、結婚に躊躇してしまう悪循環が続きます。

それは、我々個人の中にも、「夫は働き、妻は専業主婦」という考えが残っているからかもしれません。
女性の社会進出・男女平等意識が進む現代の中で、我々個人も矛盾を抱えているのかもしれません。
どこかに残っているかもしれない「夫は働き、妻は専業主婦」という考えを払拭しないかぎり、女性は「頼りすぎる」男性は「頼られても自信がない」というミスマッチは続き、晩婚化・未婚化の流れは止まりません。

決して共働きを推奨しているのではなく、
婚活も時代を捉え、従来の価値観だけでは対応しきれないということです。
一つの価値観だけでは、婚活も成功しにくくなってきています。

どう意識を変えればいいか

「共働き」意識が高まっている中で、どのように考え婚活に活かすかです。
まずは、男性です。
未婚男性に対する調査で、常に共通しているのは、
「結婚しない(できない)のは経済力に自信がないから」という答えです。

しかし、共働きの意識が高い女性は増えています。
ということは、共働きOKという女性を探せばいいということです。
そのことを前面に出したり、あてにするのはどうかと思いますが、
家計の状況によっては働きに出ますよという女性を探せばいいわけです。

次に女性はどうでしょうか。
これだけ男女とも共働きへの意識が高いことからすると、
「専業主婦希望」の女性は現在の婚活市場では不利になることは明らかです。
打ち勝つだけのスペックがあれば変わってくる可能性はありますが・・・。

フルタイムで働きます!と言わないまでも、
場合によっては働きますという姿勢があったほうが、婚活では有利になるでしょう。
女性が思っている以上に、男性は自信を失っています。
頼るだけでなく、頼り頼られる関係を目指したほうが婚活が成功する可能性は上がります。

繰り返しますが、決して「共働き」を推奨しているわけではありません。
価値観を柔軟にしてみるのもいいのではという提案です。
収入という問題に関していえば、お互いが働くことで「世帯所得」を確保する方法もあるということです。

価値観を柔軟にするということは、価値観の幅を広げるということです。
価値観が広がれば、それだけ自分に合う人と出会う可能性は高まります。
共に踏みよる姿勢が今後の婚活市場のテーマになるのかもしれません。