お見合い結婚の現状

お見合い結婚の現状はどうなっているのか?

現在の日本の婚姻数の中で、「お見合い結婚」の占める割合は約5%です。
しかし、1960年代までは約50%を占めていました。
年々、下降線をたどっていることは事実です。
しかし、現在問題になっている未婚率の上昇は、
こうした「お見合い結婚」の減少と密接に関係しているといえるかもしれません。

なぜお見合い結婚は減少したか

「お見合い結婚」の減少は様々な要因があるかと思いますが、
代表的な要因は以下のことでしょう。

・時代背景、価値観の変化
・核家族化、地域コミュニティの減少
・自由恋愛の浸透

その他、女性の社会進出や高学歴化などもあり、初婚年齢の上昇化もあるでしょう。
データによると、当時のお見合いの年齢は20代が中心で、30歳を超えると成立も難しかったそうです。
当時は初婚年齢も若く、未婚率は数パーセントだったことから考えると、
20を超えると職場や親戚、あるいは近隣から、縁談が舞い込む環境が一般的だったことが想像されます。

高度経済成長以降、世の中の価値観も変わり、自由恋愛が一般的になったといえます。
家族や世の中の意思に押し付けられることなく、個人がより尊重され、自分の意思が重要になったわけです。
更に、現在では、個人情報の問題もあり、「人のお節介」を焼くのは困難な時代になったともいえるでしょう。

単純にデータから判断すると、「お見合い結婚」は時代にそぐわないスタイルといえるでしょう。
しかし、簡単に判断できない、メリットもあるのは事実です。

お見合い結婚は離婚率が低い

お見合い結婚の特徴の一つに離婚率の低さがあげられます。
現在の日本の離婚率は約30%。
恋愛結婚の離婚率は約40%に対し、お見合い結婚の離婚率は約10%です。
両者の数字の格差にはしかるべき理由がありそうです。

お見合い結婚のメリット

・冷静に相手を観察できる
お見合いの場合、好意などの感情からは始まりません。
お相手のことを冷静な視点でみることから始まります。
相手がどんな人なのか、自分に合っているのか、
客観的な視点で判断することからスタートです。
そうしたことが、判断を誤らない一つの要因かもしれません。

・結婚についての話題が頻繁にあがる
お見合いで出会った場合、話題のなかで自然に結婚についての話題はあがることでしょう。
お互いの結婚観など、出会ってすぐに確認できるわけです。
通常の恋愛の場合、結婚の話題をだすタイミングもよく考えなくてはいけません。
お互いの価値観を先に提示し合う分、合致した場合、成婚へのスピードは早いといえます。

・平均年齢が高い→お互い歩み寄る度量がある
現在のお見合い結婚の平均年齢は、一般の平均値より高いといえます。
ということは、お互い社会経験をしっかり経験した同士です。
自分の長所や短所を把握し、合わせるべき事も分かっている大人同士の出会いともいえます。

そうした、お互い歩み寄る度量がある同士の出会いというのが、メリットです。

まとめ

「お見合い結婚」というと、そこまでしたくない・・・とか恥ずかしいとう声をよく聞きます。
恋愛をして結婚へというのが一般的な考え方でしょう。
しかし、この「お見合い結婚」のスタイルも非常に理にかなっているといえます。
ツールとしては、以前は周囲からの縁談のすすめが大半だったものが、
現在は結婚相談所や婚活パーティーなどに変化しつつあります。

決して、お見合いをゴリ押ししているわけではありません。
婚活の中に、こうした効率的な側面を取り入れてみてはというご提案です。