自己開示の法則

婚活・恋活で役立てたい自己開示の法則とは

婚活・恋活の中で、出会った人とより仲を深めたいがどうしたらいいか・・・。
これは多くの人が悩む問題です。
できたら、相手に心を開いてもらえたらと思うのが当たり前の心情です。
相手に心を開いてもらうには、必要な心理法則が存在します。

自己開示の法則とは

自己開示とは、自分の心を開き自分の内面の深い情報をさらけ出すことです。
自己開示の法則とは、人は自己開示してくれた相手に心を開きやすいという心理法則です。
簡単にいうと、自分のことを包み隠さず話してくれた人に心を開きやすく信用しやすいということです。
そうして相手も心を開いてくれたら、その関係性は発展しやすいといえるでしょう。

ここで重要なのは、あくまで自分から自己開示しなくてはならないということです。
自分が心をオープンにしないで、相手に心を開いて欲しいと願っても虫のいい話なわけです。
多少勇気がいることかもしれませんが、自分が心を開かなければ誰も心を開いてはくれません。
求めることではなく、自分から示すという能動的な姿勢が必要です。

自己開示は徐々に

相手に自己開示してもらうにはまずは自分が自己開示しなくてはいけません。
しかし、状況に応じた自己開示が必要です。
段階を踏んで徐々にといった方法が好ましいでしょう。
相手との距離感を敏感に感じることが大切です。

出会って間もない段階で、自己開示が多過ぎる場合、相手が引いてしまうことも考えられます。
効果どころか、これでは逆効果です。
打ち解けて間もない段階で、自己開示が多すぎるのは重く感じるためでしょう。
相手との関係性を考え、徐々に自己開示していく方法が相手に負担もかけずに親近感につながります。

欠点・弱点も自己開示する

自己開示とは自分のことをさらけ出すことです。
誰しもいいところばかりではありません。
欠点、短所、弱点、悩み事など、ネガティブな部分もあるのが人間です。
こうしたマイナス部分もさらけ出すことも自己開示です。

あえてこうした弱みも話してみることも大切です。
弱みを打ち明けることで、普段話さないような話をしてくれたという心理が働き親近感がアップします。
新たな一面を見せてくれたという親密感も増すでしょう。
そうなれば、相手も同様に弱みや悩みを見せやすくなるのです。

身近に人とのコミュニケーションに長け、人望の厚い人はいないでしょうか。
こうした人の特徴の一つに、自分の失敗談を巧みに会話に取り入れ、周りとの親近感を築くことに長けているということがあります。
たとえ立場が違っても、自己開示をすることで親しみやすい存在になっているからなのでしょう。

しかし、弱みや悩みを開示する場合も、相手との関係性を考えることは必要です。
出会って間もない段階で、マイナスなことばかり言ってはネガティブな人という印象しか残りません。
マイナスな部分も、状況に応じて徐々に自己開示していくことが効果的です。

自己開示と自己顕示の混同に注意

自己開示とは心をオープンにすることです。
そこに打算や狙いがあっては純粋な自己開示とはいえません。
言い換えれば、見返りを求めない行為が自己開示です。

反して、好意を持たれたい、よく思われたいと思い自分のことを話す行為は自己顕示です。
どこかで見返りを求めての行為といえます。
アピールしたい部分のみ開示し、言いたくない部分は隠すわけですから、自己開示とはいえません。
自己開示と自己顕示を混同しないように注意が必要です。

婚活・恋活の場でたまに見かけるのが、自己開示より自己顕示が勝ってしまっている人です。
真面目に積極的に取り組んでいるが故のことかもしれません。
真面目に自己アピールしなくてはという思いが強すぎて自己顕示が勝ってしまうのでしょう。
3割~4割自分を抑えて、聞き手になれれば結果が全く変わってくるのにと思うことがよくあります。

自己開示は、自分が心を開くことで相手も心を開きやすくなります。
自己顕示は、度が過ぎると価値観の押しつけになることにもなり、相手が更に心を閉ざす可能性があるのです。
好意を持たれたいと思っての言動が、逆効果になり空回りになってしまうかもしれません。
そうならないためにも、自己開示と自己顕示をはっきり区別して考えたいものです。