したたかロールキャベツ男子

婚活パーティー体験談【したたかロールキャベツ男子編】

先日、このブログでロールキャベツ男子の中に気をつけなくてはいけない人もいると紹介しました。
今回は、実際に筆者が見た「したたかロールキャベツ男子」の行動を紹介します。
読んでいただけたら、見た目とは全く違う、彼らの肉食ぶりがご理解いただけると存じます。

新宿パーティーで見かけたしたたかなロールキャベツな男性

新宿で開催された婚活パーティーに参加したときのことです。
参加したのは日曜日、30代から40代前半中心のごく一般的な婚活パーティーです。
参加人数は男女それぞれ20名ぐらい、大規模な部類です。
通常通り、パーティーがスタートし順調に会が進行します。

自己紹介タイム、中間印象の集計の時間が終わり、更に進行します。
投票した中間印象の結果が各自に配られます。
私の番号を書いてくれたのは一人だけでした。
(世間は厳しい・・・)と思いながらふと横を見ると、信じられない光景が目に飛び込んできました。

横に座っていた男性の結果用紙には番号が列のように書いてあります。
ざっと見えるだけで15以上あります、参加人数からしてほぼ全員の女性から書かれていたことになります。
(ホントかよ・・・)と信じられない気分でその彼を見てみます。
そうです、その彼が今回の主役のしたたかロールキャベツ男子です。

その彼、外見はどこにでもいる、おとなしそうな30代といった感じです。
青いポロシャツにジーパン、肩からショルダーバックを下げてます。
同性の私から見たら、人は良さそうに感じますが、モテるタイプの男性ではありません。
(何でだ・・・)気になってしまい、私はその彼が気になってしかたがありません。
フリータイムも彼の近くに行き、会話を聞いてみたくなりました。

後半のフリータイムになりました。
彼についていくように私も移動します。
おとなしそうに見えて、移動は早く、迷いがありません。
フリータイムが始まり、会話スタートです。

しばらく彼の会話を聞いていましたが、内容は特に変わったものではありませんでした。
特徴的だったのは、女性の趣味や特技などについて質問し、聞き手に徹するということ。
質問された以上に自分の話をすることはなく、女性側の会話量が多いということ。
さらに印象的だったのは、発言量は少ないものの、時折自分の感情を織り交ぜることでした。

例えば、席に座る際、「また○○さんとお話ししたかったです。」とか、
趣味の話をする際、「○○僕も始めてみたいです、教えてください。」など、
さりげなく、自分の感情を入れているのが絶妙で、本人のキャラから真実味があります。
(勉強になるなあ・・・)、感心している時点で私は本末転倒で、趣旨を見失ってます。
今日はどうにもならないと思い、彼の動向を追うことに決めました。

フリータイムが終了し、最終投票の時間になりました。
ここでも私は彼の隣の席に座りました。
最終投票にあたり、彼がチェックシートを取り出しました。

このチェックシートとは、お相手の印象を残すためのメモ用紙です。
ここで改めて驚きの光景を目にします。
彼のチェックシートはびっしり書き込まれています。
こんな短時間でよくここまで書き込めたなあという文量です。

50とか90とか数字が表記されていました。
なるほど、女性に点数をつけていたようです。
(見かけによらず、コイツえぐいな・・・)と思いましたが、彼は真剣に熟考してます。
さらに、「料理」「ショッピング」など、趣味や特技についてメモしてあります。
会話は女性の特技や趣味の話題と決め、メモしておいたのでしょう。

自分が何番の女性を書いたか、逆にどの女性から番号を書かれたか、
すべて表のようにわかりやすくまとめられてました。
この時点で、相当なマニアか常連だとわかりました。
普通、この短時間でここまでできません。

私は彼の近くにいましたが、決してジロジロ覗き見たわけではありません。
彼は集中するあまり、同じ列に座る同性には丸見えなのです。
同性には全く意識がないのでしょう。
そして、パーティーはカップル集計を待って終了です。

この日、参加したパーティーは全体でカップル発表はせず、個別発表のスタイルです。
男性から退場し、カップル成立になった人は、会場の外でお相手を待ちます。
私は残念ながら不成立でしたが、彼の動向を見て帰ろうと思い、会場外で見てました。
ここでも彼はやってくれます。

男性陣の後に女性陣も会場から出てきます。
カップルなった女性は、該当の男性を探す、
ならなかった女性は駅の方に歩いていくのがよく見る光景です。
すると、彼、駅に進みかけた一人の女性に話しかけます。

彼「すいません、図々しいのですが、私のこと書いてくれました?」
女性①「えっ、は、はい・・・」(不審そうに)
彼「私も書きたかったのですが、急遽仕事が入ってしまい、戻らなくては行けなくなったのです。先程食事に行きたいですねと話していたので、それでは悪いと思いまして。」

女性①「そうだったのですか、それなら仕方ないですね。今度にしましょう。」(安心したように)
と連絡先を交換したところで、
彼「すいません、会場に傘忘れたので戻ります、失礼します」
とその女性の元から離れます。
その女性も安心した様子で駅の方に向かって行きました。

そして、彼は何事もなかったように会場外で待ってます。
しばらくすると、また女性が降りてきます。
彼とカップルになったであろう女性と話し始めます。

彼「もしよかったら食事でもいきましょうか?」
女性②「いいですね。」(嬉しそうに)

(仕事だったんちゃうんかい・・・)と思いましたが、二人は繁華街に消えていきました。
またしても彼、この短時間で見事なまでの行動力です。
先ほどの女性①と同時進行で進めるのでしょう。
見習いたくはないですが、このしたたかさに感服です。

おそらく、この彼は婚活パーティーでどのように立ち回れば自分が人気が出て、
カップルになれるのか熟知しているのでしょう。
どうせ参加するなら成果があったほうがいいです。
その点で、彼の研究心と行動力は見習うことが大いにあるかもしれません。
しかしです、だからといって、何をしてもいいかというのは別問題です。

彼は婚活パーティーだけでなく、様々な婚活・恋活ツールを使って積極的に行動しているのでしょう。
感心はできませんが、相当なやり手です。
あの風貌では、確かに同性でも騙されそうです。
わざと少しダサめの服装にしているのかなとさえ思えてきました。
完全なるロールキャベツです。
恐るべし、したたかロールキャベツ男子と思った体験でした。